こんにちは。あい です。
このブログは「偏食対策」をテーマにしていますが、「偏食児が絶対食べるレシピ」や「幼児に必要な栄養」の話ではありません。我が子の偏食に背を向けたことで地獄を味わった私が、そこから這い上がった経験で学んだ「偏食児との向き合い方」をお話しします。
このページでは、自己紹介を含めまして、私が「娘の偏食から目を背け、地獄を味わった過去」をまとめました。
そしてその過去からの学び、たどり着いた結果について、お話していきます。
私のこのひどい過去の経験が、同じ「偏食で悩むママ」たちの勇気になればという想いで書かせていただきます。
我が家の可愛い娘は、離乳食時から「偏食」です。
最初は偏らないようにと工夫をしていました。
ですが途中で私は、この「娘の偏食」という問題から目を背けてしまったんです。
結果、母・娘 共に地獄をみました・・・。
そしてこれは私にとって地獄の数字です。
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「5回/1か月」×3か月
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なんの数字か分かりますでしょうか・・・。
なんと、これは娘が3歳3か月頃からの「保育園の通園回数」です!!!泣
ほぼ毎週のようにお迎えコールをもらっていました・・・(泣)
感染症に連続でかかり、毎週発熱。
治ったかと思ったらまた新しい菌を連れてくる娘。
職場に謝り倒し、連日在宅ワークができましたが・・・、
案の定日中は可愛い怪獣が突進してくるので仕事が進みません!笑
激務ではありますが、在宅できるだけ良い会社でよかったと思っています!笑
娘の昼寝中と就寝した21時以降から、本格的に仕事をせねばなりませんでした。
その期間の母の睡眠時間は、2~3時間です・・・。
さらに、娘から百発百中でうつりました笑
もう心身ともにボロボロ。
常に疲れていたし、イライラもしていました・・・。
まさに負のスパイラル。
「この地獄から早く抜け出さないと…」
本気で決心しました。
そして偏食対策に本格的に取り組むことにしたんです。
自己紹介
改めまして、あい です。
娘は2019年生まれの現在4歳(自称エルサ)です。
よろしくね~!
私は30代、フルタイム勤務。現在は営業マンです。
主人はほぼ不在の社畜野郎。笑
娘が起きる前に家を出て、寝た後に家に帰るという生活なので、平日土日問わず毎日朝から晩までワンオペ育児&家事の状態です。
かといっても、娘と2人で毎日楽しく生活をしています!
娘の偏食について
小さいころから良く寝る子で、「育てやすい子」と周りに言われることも多かった娘ですが、食事にはとっても悩まされました。
見た目で拒否る、気に食わないものはすぐに吐く、昨日食べたものなのに今日は食べない・・・。
ただ、ミルクは良く飲んだし(母乳は全力拒否されたので2か月で断念 笑)、
気に入ったものについては驚くほどたくさん食べてくれました。
結果、体重はどんどん増えて平均より大きく元気に育ってくれました。笑
問題は「偏り」でした。
①0~1歳 離乳食
離乳食時は「米」を全く食べませんでした。
良く顔面噴射されたのを覚えています・・・笑
「野菜」も口にすらしませんでした。
ただ「ミルク」をよく飲んだので、栄養面では問題なかったのだと思います。
(この期間は保育園はほぼ休んでいません。)
②2歳~3歳 幼児食
幼児食に移行すると、特に2歳後半からは風邪にかかったり、熱が出ることも増えてきました。
ハンバーグに野菜を混ぜたり、味噌汁に野菜を入れたり、とにかく食べない野菜を家でも食べさせようと工夫はしました。
ですが、手を込むほど食べないんですよ!!!
③3歳~ 外食・総菜の利用増
離乳食時はあまり気になりませんでしたが、
幼児食になると、さすがに「特に野菜を食べないこと」に焦り始めていました。
ですが、手を込んだものほど不思議と食べないんですよね!
「偏食児も食べる!」と書かれているメニューを作っても、もちろん食べない!!!!!!
2歳ごろまでは焦っていたのですが、私の場合、だんだん面倒になっていったんですね。
考えるのが嫌になりました・・・。
何せ2歳以降から仕事の業務量も増え、疲れ切っていたので、無理やり食べさせて泣かれるのも余計疲れますからね・・・。
そして3歳になり、
「保育園では出された給食は全て食べてるらしいし(先生曰く無理やり)、どうせ家でもいつか食べるから、家では偏っててもどうにかなるか~」
「作っても食べないしな~」と、
自分に都合の良い方向に考え、「工夫という努力」もやめました。
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娘が3歳ごろからは、私の上司が若干パワハラ気質な上司に変わり、仕事でも精神的に追い込まれていました。
結果、夕食を作ることがしんどくて、外食とお惣菜ばっかりに…。
多いときで、週5は外食だったと思います。
娘はご飯とフライドポテトばかり食べてましたね・・・。
ですが外食した方がご機嫌よく食べてくれるんで、外食中毒になっていたんだと思います。
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当時の私には、娘の健康面を気にする「心の余裕」が全くありませんでした。
一杯一杯になってましたので、誰かに助けを求める余裕すらなかったです。
結果、3歳3か月頃から連続で風邪や感染症などで毎週発熱し、娘を苦しめてしまいました。
④3歳3か月~ 娘の偏食から目を背けた結果
3歳3か月頃〜3歳8か月頃の約半年は、冒頭でもお話しした通りの地獄を目の当たりにしました。
娘も苦しめてしまったのですが、自分も苦しみました・・・。
しんどかったですね、ほんとに。
夜は毎日涙が止まりませんでした。
精神的にも肉体的にもボロボロでした。
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あるとき、私が38度の熱で娘を送り迎えをしたんですね。
自転車で片道20分もかかる、自宅から遠い保育園に通ってました。
娘をどうにか保育園に送り届けた朝、
自宅までの帰りの道で涙が止まりませんでした。
具合が悪いのもありますが、娘に申し訳ないという想いがあったのだと思います。
このとき「娘ではなく、私が本気で変わらないと」と決心しました。
偏食対策開始
そして、本格的に「偏食対策」をすることにしました。
かといっても、手探り状態でした・・・。
「偏食対策」は全く実施してこなかったわけではないからです。
うーん、好きじゃなかったんだよね〜。
となると、これ以外の何かをせねばならない・・・、とりあえず「娘が野菜を食べたくなる方法」はないだろうかと思い、必死になって探りました。
そこで思いついたのが、「野菜ジュース」でした。
試したこと① 「市販の野菜ジュース」を試す
最初は「市販の野菜ジュース」を購入しました。
そもそも「野菜ジュース」を飲ませたことがなかったので、飲めるかの確認でした。
少し味が濃かったようですが、「おいしい」と飲めたんですね。
「あ・・・野菜ジュースなら飲めるかも…」と希望が見えました。
ですが「野菜ジュース」から栄養が摂れるか調べたところ、
市販の野菜ジュースから「生きた栄養素を摂取する」ことは厳しいことが分かりました。
甘くて飲みやすくておいしい市販の野菜ジュースですが、濃縮後に水分を足されるだけではなく添加物や調味料で味を調える場合が多いです。
また、ジュースになるまでの工程が多く、工程が多ければ多いほど食材そのものの栄養素が壊れていくと言われています。
そのため、だれもが飲みやすい味に仕上がってはいますが、求めていた「生きた栄養素」はどうしても摂取しずらいことが分かりました。
また市販の野菜ジュースは大量生産されていますから、食材の農薬も気になりました。
試したこと② ミキサーで「スムージー」を作る
そこで、自分で作ることにしました。
自宅にミキサーがありましたので、「にんじん」「りんご」を入れて、スムージーを作ったんです。
モソモソして好きじゃなかったんだよね〜。
娘からは大不評でした(泣)
どうやら舌に繊維がつくのが嫌だったようです。
ザルで濾してみたんですが、私の濾し方が足りなかったのか、変わらなかったようです・・・。
試したこと③ スロージューサーで「コールドプレスジュース」を作る
そこでたどり着いたのが、「スロージューサー」です。
決め手はこの3つでした。
「価格が高い」ことがネックでしたが、自分が変わらなければならないときでしたので、思い切って購入したんです!
思い切ったな、ほんとに・・・。笑
最初は飲まないときもありましたが、飲みやすいように「りんご」や「果物」を多めにすることで、ぐびぐび飲んだんです!
そして徐々に「野菜」を増やして「果物」を減らすことで舌を慣らしていき、「野菜ジュース」を習慣化することができたんです。
相変わらず食事は偏ってはいましたが、ジュースは飲んでいたので「野菜不足」に関する不安や苛立ちはなくなりました!
ジュースだけで栄養が全て摂れるわけではありませんが、家では全くと言っていいほど野菜を食べなかったので、大分心が軽くなりました。
いかに調理が楽で、子供も楽しく栄養が取れる物が作れないかと考えた結果、ジューサーの購入に踏み切りました。
試したこと④ 野菜に触れる
そしてこの「ジュース」作りによって、触れもしなかった「野菜」「果物」に娘が興味を持ち始めたのです!
例えば、スーパーに一緒に行き、「この野菜は何~?」「ジュースに入れられる~?」と聞くようになりました。
そこで、こんなことを実施してみました。
結果、「ジュースにこれを入れてみたい!」と、食べたことのない野菜に興味を持ち始めました。
それに、食材を洗ったり切ったりする程度でも、とっても楽しそうに取り組んでいたんです。
自分で作るとおいしく出来るんだ!ママより上手なの!!!
だねだね!(洗っただけですけど、まあいっか。笑)
全てが全て食べられるわけではありませんが、手伝いをしたものは口にすることができました!
試した結果
結果① 食べられなかった「野菜」が食べられるように!
ジュースで「野菜を摂取する」習慣がついたことはもちろんですが、野菜単体でも食べてくれるようになりました!
例えば「ブロッコリー」。
これは保育園の先生から、「すみません、これは無理かもしれない・・・」
と言われたほどの強敵。笑
ですが4歳ごろからは、いつの間にか食べられるようになったんです!
あれほど苦労したのに…。
しかもマヨネーズ、ドレッシング無し!塩ゆでです!
前からブロッコリー大好きだよ??
えーーーー泣
結果③ 母のイライラがなくなった!
そして一番の問題だった、母のイライラ、不安もなくなったんですね。笑
これが一番良かったかもしれません。
「ジュース飲んでるから多少偏っても大丈夫」と、肩の力を抜くことができました。
それだけではなく、娘との「食の時間」が楽しい時間になりました。
とっても嬉しそうに「これ私が作ったからとってもおいしい!」「ブロッコリー食べられるようになったー!」と報告してくれるんですからね。
おかげで平日の夕食の時間も心に余裕ができ、外食もめっきり減りました!
結果から学んだこと
そこで、この経験から気が付いたことがあります。
偏食対策で1番大事なこと
心の余裕を持って我が子と「食」を楽しむこと!
当たり前のことかもしれませんが、毎日が必至すぎて、大事なことに気が付きませんでした。
「食」は「食べる=口に入れる」だけが全てではないんですね。
見ることも、触ることも、匂いを嗅ぐことも「食」の一部。
娘が楽しそうに野菜を洗い、嬉しそうに「私が作った」と自慢して、あんなに嫌がっていた野菜をぺろりと食べた姿を見て、そのことに気が付きました。
いつのまにか私自身も、あんなに嫌だった夕食の時間が、「今日は何を手伝ってもらおうかな~」と楽しい時間になっています!
現状を良くするためには、工夫や努力の継続は必要です。
でも「ママの負担になりすぎないこと」、何よりもその「工夫や努力をママ自身が楽しめる内容であること」が大事なんです。
そしてこの経験から、私は「3つのことをやめていた」という事実に気が付きました。
「なんとか食べさせなきゃ」⇒
「子供が好きそうなものを作らなきゃ」⇒
「そうでないと栄養失調になる(不安と焦り)」
こんな感じの負の連鎖に陥り、私の場合は疲れて努力をまったくしなくなったのですが、この思考はやめつつも、「食を楽しむ心」は忘れてはならないなと思ったのです。
ママ自身が食を楽しめないのなら、子供も食を楽しめるはずがないですよね。
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この3つを手放して、「楽しもう」という心を持てば、
今まで嫌でたまらなかった「我が子との食の時間」が「楽しい時間」に変わるはずです!
「3つのやめること」の具体的な内容は、次ページ以降でお話していきますね。
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私と同じ悩みを抱えるママ・パパたちが、
少しでも毎日楽しく、生き生きと、我が子と過ごせますように。
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