こんにちは。あい です。
このブログでは、「偏食児が絶対食べるレシピ」や「幼児に必要な栄養」の話ではありません。我が子の偏食に背を向けたことで地獄を味わった私が、そこから這い上がった経験で学んだ「偏食児との向き合い方」をお話しします。
▼この結論にたどり着いた理由はこちらから(自己紹介)▼
我が子が食べない理由
お子さんの「小食」「偏食」などの「食べない」ことに悩むママは多くいると思います。
そのためママたちはたくさんの工夫をしますよね。
ではそもそもなぜ食べないのでしょうか!
方法の前に理由を考えてほしいな~。
山口健太郎さんの著作『食べない子が変わる魔法の言葉』にそのヒントが書いてありました。
7つの食べない理由
子どもが食事の時に「苦手」と感じる理由は、大きく7つあるそうです。
山口健太郎『食べない子が変わる魔法の言葉』より
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我が子の食べない理由
我が子もまさに拒否反応を示しているときは、この7つの理由が当てはまっていました。
例えば4の食感でいうと、「フライドポテト」は、カリカリしているものは食べましたが、しなしなしているものは食べませんでした。
これ、多くのママが経験しているはず!笑
2の味覚鈍麻でいうと、「しらす」をのせたご飯は食べましたが、何ものせないご飯は食べない時期もありました。
特に幼児期は味覚も未発達ですので、決まったものしか食べず新しいものを食べようとしない、なんてことも多いと思います。
子どもの数だけ理由があるでしょうが、大体この7つに当てはまってるはずです!
「食べさせる努力」を休もう
ただあまりにも決まったものしか食べないと「栄養失調にならないか」と不安になりますよね。
そこで、ママたちはたくさんの「食べさせる努力」をしていると思います。
食べさせる努力とは
小食や偏食など、「食べない我が子」への対策として一番最初に実施するのは「工夫」ではないでしょうか。
代表的なものはこんなものがあります!
「なんとかして食べてもらう工夫」をママたちはしますよね。
努力の成れの果て
私もその一人でした。
ですがこれって・・・疲れる!!!!!!!
とにかく疲れるんですよ。めっちゃ刻まないかんし、キャラクターとか作ってもブサイク・・・。
しかも食べます・・・?
ハンバーグに入れたら食べたというお子様もいらっしゃるかもしれません。
ですが、ママが食べさせたいと思っていた対象物(例えば「にんじん」「ブロッコリー」「魚」とか)を食べるようになったでしょうか!?
ならんのです!泣
多分食べている子のママはこのブログを見ないと思います笑
しかもいくら刻んで混ぜても食べない場合もあります!(←我が家はこれ)
もちろん偏食児用のレシピ作っても、食べない!笑
はい、もうシンクに食べ残し叩きつけますよね。(怒)(私だけかも・・・笑)
「食べさせる努力をやめる」理由
「我が子にいろんなものを食べてほしい」一心で、たくさん工夫をすることは大事です。
ですが、それで食べない子や、ママが疲れるんだったら
今すぐやめて!!!
(もちろんそれが趣味な方、苦でない方は続けてくださいね!)
なぜならば、ママがイライラしていると子供は不安です。
「食べなさい」というプレッシャーを感じるほど、子は食べないんです。
「食べさせる努力をやめる」べき人
特にこんな方は今すぐお休みしてください!
まとめると、「心に余裕がないママ」です。
頑張れば頑張るほどドツボにハマります。
そしてイライラしたり、心のバランスが取れなくなります。
結果、子どもにママのイライラが伝わり余計食べなくなるんです・・・泣
解決方法=「食べさせる努力」の代わり
それならば、その努力、やめましょう!休もう!
その代わり、ママ自身が「我が子と一緒に食を楽しむ」ことから再スタートしませんか!
STEP1. 見る
まず、食材を「見る」ところから再スタートをお勧めします。
考え見てください。
「はじめまして、こんにちは~」でいきなり抱き着いてくる人と仲良くなりたいでしょうか・・・?
いきなりグイグイ来られると、怖いんだよね~。
食材も人と同じ。まずは相手を知ることが大事!
野菜だったらどんな形のものか見せてあげてください。
思ったより面白い反応をするかもしれません!
食材を「見る」方法
スーパーについては、いろんなスーパーに行くのもおすすめです。
我が家は週2で、それぞれ違うスーパーに通うようにしています!
(土曜はAスーパー、水曜はBスーパー、たまに遠方のCスーパーというように)
「お菓子売り場」などの魔のエリアもありますのでお子さまによってはスーパーは要注意ですね・・。
STEP2.触る
次に食材を触ってみましょう。
そこでチャレンジいただきたいのが「台所育児」です。
「台所育児」とは、子どもと大人が一緒に台所で食事作りをすることによって、「子どもの生きる力」を伸ばす手法のことです。
我が家では「平日の夕食時でもできるもの」として、この内容で実践しています。
食材を「触る」方法
▼「台所育児」の詳しい内容はこちら▼
特に2歳くらいからやってくる「お手伝いブーム」。
ぜひこのチャンスを生かして実施してみてください。
我が家では「お手伝いして~」とお願いすると娘が張り切って台所にやってくるので、
「台所育児=料理のお手伝い」と捉えて実施しています。
といっても、包丁や鍋を使わせる必要はありません!
まずは我が家で実践しているような、簡単な「食材を洗う」「手でちぎる」「塩を振る」程度でも十分子どもは楽しく参加してくれます。
「料理上手でしょ~」と子どもが楽しく取り組めれば大成功です!
STEP3.自ら食べるのを待つ+家族がおいしそうに食べる
そして最後は子ども自ら食べるのを待ちましょう!!!
「え・・・絶対食べないじゃん」と思うかもしれませんが、意外に自ら食べたりするものです。
子どもが食べないものを「自ら食べるのを待つ」方法
といっても「食べさせたい食材」は、子どもが食べなくても、食卓に並べてご家族はおいしそうに食べることが大事です。
ここで、無理に「おいしいから食べてみる~?」と言わなくても大丈夫です。
「おいしいね~」と黙々と食べた方が、「食べてみようかな~」と思わせやすかったりします。
結果
では、「食べさせる」ための努力をやめた結果、効果はあったのでしょうか。
▼「なりきり声掛け」についてはこちら▼
そしてこれは母と娘の二人の変化ですが、「料理・食事」時に格段に笑顔が増えました!
これまでは母のイライラが娘にも伝わっていたのでしょう・・・。
楽しく食事ができるようになったことが、一番のメリットでした。
ちなみに理時に、火を使っていたり、自分の気持ちが焦ったり疲れでイライラしているときは、ダイニングテーブルで出来ることをお願いし、台所には入らないようにお願いしています!
食べられなかった「ブロッコリー」「にんじん」もたくさん食べられるようになったんだ!すごいでしょ!
まとめ
最後にここまでの内容をまとめます。
「食べさせる」前に、まずは「見て、触って、待つ」ことを、子どもの警戒心をとける声掛けをしながら促すことで、食べられなかったものも自ら食べられるようになります。
ママ自身が心に余裕を持って、楽しく、我が子の偏食に向き合っていきましょう!
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私と同じ悩みを抱えるママ・パパたちが、
少しでも毎日楽しく、生き生きと、我が子と過ごせますように。
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